はじめに
こんにちは、ゆ~きです。
今回は初めてのレート1900&最終3桁の記念に記事を書いてみることにしました。
新歓クイズ作成で忙しくランクバトルに潜り始めたのが22日で、しかもデフレシーズンというなんで今期この結果が出たのか自分でもよくわかっていませんが、考えていたことなどを書いていこうと思います。
使用した構築はこのようになっています。
それと最終順位はこんな感じです。
構築の経緯
ルカリオを入れることは確定だったので、まずは軸を考えました。
シーズン15のめろさんのハバタクカミと連撃ウーラオスの型がとても強力に感じたの でこちらを軸として2,3手目として選出することにしました。参考元のリンクを以下に貼っておくのでぜひこちらも読んでみてください。
【SV S15最終19位】剣の方程式 - 華氏451度 (hatenablog.com)
次に初手要因を考え、多くのポケモンと撃ち合うことができ、かつアンコールによりハバタクカミとウーラオスの起点を作ることができる炎オーガポンを採用しました。これで基本選出がポンカミラオスと決まりました。
ここまでの3匹のうちウーラオスがタケルライコや水オーガポンをはじめとする水技を半減以下にして一致電気、草技を撃ってくるポケモンに対し一方的に不利をとってしまうため、これらへの対応として電気テラスパオジアンをサブのエースとして採用しました。
ここまでで重かったポケモンとして、イダイトウ、ヘイラッシャがいたのでこのあたりに強いと思っていたタケルライコを採用しました。
ルカリオ以外の5匹が決まったのですが、ここまでで浮いているポケモンがおらず、どくびしに弱いと思っていました。特にキラフロルに対し、現状対面から毒を撒かれずに勝てるポケモンがいませんでした。そこでルカリオをこのキラフロルに強い型にして採用しました。以上の6匹で構築が完成となりました。
コンセプト
オーガポンとハバタクカミでウーラオスorパオジアンの起点を作り、ハバタクカミが刺さっていそうならハバタクカミで積んで押し切ります。
個体紹介
型を決めた順に紹介していきます。
ハバタクカミ
特性:こだいかっせい
性格:おくびょう
持ち物:ブーストエナジー
テラス:フェアリー
実数値:159(228)-54-95(156)-170(116)-156(4)-171(4+)
技:ドレインキッス / めいそう / あまえる / ミストフィールド
さきほど紹介した記事の調整をそのままお借りしました。
変化技を3つ持っており、ほとんどの場合で何かしらの役割を持つことができとても強かったです。メインの動きとしてはウーラオスの補助ですが、このポケモン自体で全抜きすることも多く、これをサブプランとして用意できていることが本当に強かったです。特にガチグマに強く対面瞑想からはいることで急所以外のすべてに対応できました。毒テラスを切ったあくびガチグマに対面から勝つこともあり、改めてハバタクカミというポケモンの強さを感じさせられました。ゴースト技がほしい場面も多かった(特に炎オーガポン対面)ですが、それ以上にこの技構成の対応力が強力だったと思います。
ウーラオス(れんげきのかた)
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
持ち物:しんぴのしずく
テラス:みず
実数値:195(156)-198(236+)-133(100)-74-81(4)-119(12)
技:ドレインパンチ / すいりゅうれんだ / アクアジェット / つるぎのまい
基本選出のエースになります。調整はひだかドラピオンさんの調整をお借りしました。
【ポケモンSV】 世界は可愛く出来ている 【S15最終37位/91位】|ひだかドラピオン (note.com)
ハバタクカミやオーガポンで起点を作り、剣の舞をして全部倒すポケモンです。雫水テラスの破壊力がすさまじく、A+2の状態では水テラスアクジェでよほどHBに厚くない限りハバタクカミを確定1発、多くの水半減ポケモンを水流連打で倒しきることができます。1vs3の状態からでも勝てることが少なくなく、本当に強かったです。
オーガポン(かまどのめん)
特性:かたやぶり
性格:いじっぱり
持ち物:かまどのめん
テラス:ほのお
実数値:179(188)-165(76+)-111(52)-72-118(12)-153(180)
技:ツタこんぼう / ウッドホーン / がんせきふうじ / アンコール
調整
HB:特化連撃ウーラオスの水流連打+アクアジェットを93.86%で耐える
水テラス水流連打を96.68%で耐える
HD:C実数値198の眼鏡ハバタクカミのパワージェムを93.75%で耐える
S:準速100族抜き
調整はどこかの記事を参考にしましたが元の記事がどれか忘れてしまいました。
耐久方面にかなり厚く振っているので、オーガポンより速いポケモンには岩石封じで上を取り、相手の技によって一致技で削るかアンコールで起点を作るか決めてました。アンコールが本当に偉く、相手の初手のステロをアンコールして簡単に勝てる試合も多かったです。
パオジアン
特性:わざわいのつるぎ
性格:いじっぱり
持ち物:オボンのみ
テラス:でんき
実数値:165(76)-187(236+)-101(4)-99-86(4)-179(188)
技:つららおとし / テラバースト / こおりのつぶて / つるぎのまい
調整
A:11nのうち最大
S:最速オーガポン抜き抜き
ウーラオスを出せなさそうなときのエースです。ウーラオスを出せないポケモンとして水オーガポン、ラティオス、ラティアスがおり、もとはそれらを抜くためのS実数値179だったのですが、同じSラインのポケモンが多そうだったのでそこから1だけSを上げました。本来なら負けていそうな試合でも怯ませて勝ったり、本来勝っていそうな試合でも外して負けたりと良くも悪くも最後まで試合の行方が分からないポケモンでした。
タケルライコ
特性:こだいかっせい
性格:ずぶとい
持ち物:ゴツゴツメット
テラス:ノーマル
実数値:231(244)-83-139(124+)-163(44)-110(4)-107(92)
技:ほうでん / りゅうせいぐん / じんらい / めいそう
調整
S:4振りブリジュラス抜き
イダイトウとヘイラッシャに強い(つもりの)補完枠です。イダイトウだけを意識してのノーマルテラスですが、もっと汎用性を優先してもよかったかもしれません。採用してからイダイトウ入りに3回あたり2回勝ってドリュウズイダイトウに負けました。地面枠はハバタクカミで見るつもりだったので、ハバタクカミで勝てない地面枠がいたのが問題だったと思います。使い慣れていないので火力より麻痺という上振れによる勝ち筋があったほうがいいと思い、10万ボルトではなく放電にしています。
ルカリオ
特性:せいしんりょく
性格:おくびょう
持ち物:きあいのタスキ
テラス:はがね
実数値:149(28)-117-90-167(252)-90-152(228+)
技:はどうだん / ラスターカノン / しんくうは / いのちがけ
調整
S:最速キラフロル抜き
C:振り切り
命懸け意識であまりH
キラフロルなどの対策として考えた結果ありえない型になりました(ポケモンホームで技使用率を見てみるとすべて使用率20%以下でした)。ルカリオは物理型が多く相手は特殊型を警戒しずらいので、キラフロルに毒を撒かせずに処理できたり、オーロンゲがリフレクターから貼ってきてラスカ+真空波で処理できたりと予想外の動きで勝利に貢献してくれました。Sにかなり振っているので初手で天敵のウーラオスと対面してもある程度の役割を果たせました。具体的には、相手が意地っ張りなら上から波動弾を撃つことができ、陽気なら62.5%で水流連打を耐え波導弾を撃つことができ、意地スカーフならこちらのウーラオスの起点にできます。命懸けは主にカイリュー意識で、対面したら迷わず打つようにしていました。マルチスケイルを貫通してHPをごっそり持っていくのは本当に気持ちがよかったです。
最初は必ず構築に入れることが目的になっていたのですが、結果的にはルカリオにしかできない補完をしてくれました。
選出
基本選出
初手オーガポン→ハバタクカミ→ウーラオス
基本的にはこの順番でしたが、オーガポンで起点を作れているのであれば2手目にウーラオスを出していました。ポンとカミは相手を倒すことと同じくらい起点を作ることも重要なので、常に突破と起点作成のどちらが有利になるか考えて技を選択していました。テラスタルはウーラオスに使うことが多かったですが、ハバタクカミに使っても強いので(当然ですが)状況に応じて使うべきだと思います。
ウーラオスを出せないとき
初手オーガポン→ハバタクカミ→パオジアン
具体的には相手に水オーガポン、ラティアス、ラティオス、タケルライコ、キュウコン、ドオーなどがいるときです。最終日の1900チャレチャレではハバタクカミと相手のラティアスが撃ち合い何とか勝利できたのですが、基本的にはパオジアンで見たほうがいいと思います。
イダイトウ入り
ハバタクカミ、ウーラオス、オーガポンの中から2匹+タケルライコ
タケルライコを通すにあたって相手の地面枠をどれで処理するかによって2匹を決めていました。テラスタルはタケルライコに取っておくことができれば御の字ですが、別になくても放電→迅雷連打でゴツメに触らせて勝つことができると思います。変化技が見えたら択を通しましょう。
キラフロル、オーロンゲ入りなどルカリオが刺さりそうなとき
ルカリオで相手の起点作成用のポケモンを最小限の仕事量で倒し、2体目のポケモンを削ります。ルカリオ自体は火力がそこまで高くなく容易に起点になりうるので少しでも隙を見せないための命懸けです。初手以外は基本選出に近い戦い方となります。
重いポケモン
積みポケモンより速いアンコール持ち(テツノツツミ、エルフーンなど)
ハバタクカミ、ウーラオス、パオジアン、タケルライコが積み技を使用するので、その動きを封じられると相当厳しいです。
ヘイラッシャ
対策のつもりでタケルライコを入れたのですが、使い慣れておらずヘイラッシャ+地面タイプでサイクルされているだけできつかったです。
受けループ
対策なしなので勝てたらラッキーくらいの気持ちでいました。1度しか当たらなかったので許容範囲です。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。相棒枠のルカリオと1900を達成できてうれしい限りです。いままでは序盤でも3桁に到達したことはほとんどなかったので、最終3桁をとれるとは思ってもいませんでした。かなり尖ったルカリオの型になったのですが、結果強かったのでお気に入りの型になりました。
これからも大学の勉強と両立できるくらいのバランスでポケモンをやっていこうと思います。今後も結果を出せたら記事を書くと思うので、その時はまた読んでもらえると嬉しいです。それと新歓クイズの記事も書いたので、良ければ読んでください!
感謝
最終日に家を開けてくださったきてふわさん、そこで一緒に潜ったO.K.さん、アスタチンさん、ouncerさん、ぱむさん、そらさん、ポポノタンさん
あの部屋にいなかったら19チャレからの3連敗でやめていたと思います。負けても持ち直せる雰囲気作ってくれたり、チャレ見守ったりしてくださりありがとうございました!
最終日締め切りの課題の答えを送ってくれた友達
本当に助かりました。多分これを読んでないと思いますがありがとうございました!