【SVシングルS18】瞑想毒びしバドニューラ【最終レート2007/460位】

こんにちは、京ポケ2回のゆ~きです。

今期はインフレシーズンということもありルカリオ入りレート2000を達成することができたので記事にしてみようと思います。

レンタルパーティも貼っておくのでよければ使ってみてください。

 

結果

順位460位、レート2007.233

 

構築経緯

禁伝環境での黒馬バドレックスが型の多様性に富んでおり、相手視点ですべてをケアしにくいと考え軸として採用しようと思いました。どのような型を使おうかと考えたときに、瞑想で相手に迅速な対応を強制しつつ、身代わりで相手のテラスタルをみて行動するのが強力だと感じたため、身代わり瞑想型にしました。

このバドレックスでは突撃チョッキを持ったポケモンに対面で負けうると考えたため、事前に毒びしをまいてこれらのポケモンを定数ダメージで削ろうと思いオオニューラを採用しました。

ここまでで通したい動きは決まったのですが、相手の禁伝への対策が欲しいと思い物理受け、特殊受けとしてそれぞれゴツゴツメットヘイラッシャ、突撃チョッキヒスイヌメルゴンを採用しました。

地面タイプの一貫がすごかったので、浮いているポケモンの中で最も強力だと感じたこだわりハチマキカイリューを採用しました。

最後にルカリオですが、ここまででホウオウ軸に強いポケモンが欲しかったのでホウオウ軸を破壊できる可能性がある型にしました。前期にもましてすさまじい型になったと自覚しています。

コンセプト

オオニューラで毒びしをまき、バドレックスを通す。

個体紹介

選出頻度が高かった順に書いていきます。

バドレックス(こくばじょう)

バドレックス

特性:じんばいったい
性格:おくびょう
持ち物:たべのこし
テラス:フェアリー
実数値:177(12)-81-116(124)-200(116)-121(4)-222(252+)
技:アストラルビット / ドレインキッス / みがわり / めいそう

hb:HPが16n+1で、水ラオスの水テラス水流連打を約93%で耐える

s:ザシアンやミラーを意識して最速

cd:余り

この構築のエースの禁伝枠です。瞑想を積んだ後の攻撃力、耐久力がともにすごく、ドレインキッスを絡めるとHPが赤の状態から対面して勝つこともしばしばありました。さらに後述する毒びしと身代わりのシナジーもあり、天敵であったチョッキディンルーなどにも2回ほど身代わり→テラスドレキ→テラス誘発して身代わり→アスビ圏内に入ったら倒す、のような動きで勝つこともあり、メタを乗り越えられて非常に強力でした。

オオニューラ

オオニューラ

特性:かるわざ
性格:いじっぱり
持ち物:きあいのタスキ
テラス:じめん
実数値:155-200(252+)-80-54-101(4)-172(252)
技:インファイト / フェイタルクロー / ちょうはつ / どくびし

バドレックスをサポートするためのポケモンです。初手に毒びしをまいて次のターンに一発殴るのが役割で、特性も相まってかなりの遂行率で頼もしいポケモンでした。ただし初手のパオジアン対面では不意打ちを警戒するため初手に殴ってから毒びしを撒くようにしていました(礫は知りません)。また挑発が強力で、オーロンゲからの積み禁伝のような構築には、ロンゲ対面では挑発を見せず禁伝に挑発を撃つことであいてに積ませずに勝つことができました。テラスタイプはミライドンを意識しての地面ですが、相手も警戒してとんぼ返りからはいられることも多く、それが嫌で一度も切ることはなかったです。切りたい状況を考えると飛行でもよかったかもしれません。

 

ヌメルゴン(ヒスイ)

特性:そうしょく
性格:なまいき
持ち物:とつげきチョッキ
テラス:ノーマル
実数値:187(252)-121(4)-121(4)-152(172)-198(76+)-72
技:りゅうせいぐん / ヘビーボンバー / はたきおとす / アシッドボム

特殊受け用のポケモンで調整はリドルchanさんの調整を参考にしています。掲載の許可をいただけたので動画も載せておきます。原案ではアシッドボムの枠が10まんボルトでしたが、バドレックスと組ませる際に無理やりアストラルビット圏内に押し込める点を評価して変更しました。実際にルギアなどの受け伝説に対しアシボ連打→アスビでワンパンみたいな展開はあったので変更は効果的だったと思っています。

youtu.be

 

ヘイラッシャ

ヘイラッシャ

特性:てんねん
性格:わんぱく
持ち物:ゴツゴツメット
テラス:フェアリー
実数値:257(252)-120-183(252+)-76-86(4)-55
技:ウェーブタックル / じわれ / ねむる / あくび

物理受け用のポケモンです。ザシアンにめっぽう強く、コライドンにもドラゴンわざがない限り不利を取らないのでとても使いやすかったです。毒びしと欠伸のシナジーは微妙ですが、ザシアンには毒が効かないことや、スケショコライドンを考えると初手のオオニューラコライドン対面で毒びしを撒く前に引かざるを得ず、有用にはたらく場面は多かったです。どうしようもないときに一発で地割れを当ててくれたりと最後までワンチャンを追える強力なポケモンでした。

 

カイリュー

カイリュー

特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
持ち物:こだわりハチマキ
テラス:ノーマル
実数値:191(196)-204(252+)-116(4)-108-121(4)-107(52)
技:げきりん / しんそく / じしん / アイアンヘッド

a:特化

s:4振り85族抜き

hbd:余りの中でHPを奇数最大。余りbd

なんとなくでハチマキにしました。選出することは少ないですが、取り巻きが物理だらけのミライドン構築や、カイオーガウーラオス構築など禁伝受け用のポケモンが取り巻きに弱すぎるときなどに出していました。アイアンヘッドの枠は最後まで悩んでいたので、けたぐりなどに変えてもいいかもしれません。

 

ルカリオ

ルカリオ

特性:せいしんりょく
性格:いじっぱり
持ち物:いのちのたま
テラス:ほのお
実数値:145-178(252+)-100(76)-121-90-133(180)
技:インファイト / じしん / いわなだれ / つるぎのまい

a:特化

s:準速カイリュー抜き

b:余り

技構成、テラスタイプともにありえない型となっています。残念ながらほとんど選出できず、そのため型も全然納得のいかないものとなっています。構築経緯にも書いたように、ホウオウ軸に選出するつもりでしたが、終盤はホウオウがヘイラッシャと組んでいることが多くて出しにくく、またせっかく出しても岩雪崩を外して2000チャレを逃したりと、型も自覚も大いに改善の余地があるポケモンです。テラスタイプはホウオウ対面でやけどのリスクなく居座るための炎にしましたが多分正解ではないです。2,3度ホウオウ軸を完全破壊しており、その時はポケモンが最高に楽しかったです。

選出

明確に選出を意識した禁止伝説への選出方法を書いておきます。

対コライドン

初手オオニューラ+バドレックス+ヘイラッシャ

または初手ヘイラッシャ+バドレックス+@1

初手はオオニューラから入るのがコンセプトですが、ほとんどのコライドン軸が初手コライドンから入ってきたので、相手にオーロンゲなどの露骨なサポートポケモンがいない場合はヘイラッシャから入ることもありました。スケイルショットが本当にしんどく、しかも最終日に当たったコライドンのほとんどがこの型でした。毒が入っていない場合はヘイラッシャの欠伸で流し、瞑想or嘶いたバドレックスでワンパンするしかなく、毒が入っていた場合はヘイラッシャにテラスを切り地割れを撃つしかありませんでした。

 

対黒馬

初手オオニューラ+バドレックス+ヌメルゴン

コンセプト通りの戦い方ができる相手です。とにかくこちらのバドレックスを大事に扱い、瞑想を積めていない状態で相手のバドレックスと対面したら一度ヌメルゴンに引き、持ち物を確認していました。スカーフやノマテラをケアできる状況であれば、積極的にドレインキッスを撃つようにしていました。

 

対ミライドン

初手オオニューラ+バドレックス+ヌメルゴン(or@1)

基本的にはヌメルゴンを選出しますが、相手の一般枠にオオニューラ、ランドロス、ウーラオスなどヌメルゴンが不利をとるポケモンが多かった場合は他のポケモンを選出することもありました。ただしヌメルゴンを選出しないとミライドンを処理する手段が対面的なもののみになってしまうので、取り巻きはバドレックスで全部倒すつもりで無理やりヌメルゴンを選出することが多かったです。

 

対ザシアン

初手オオニューラ(orカイリュー)+バドレックス+ヘイラッシャ

ザシアンには毒びしが効かないですが、バドレックス受けがいる場合は毒びしが重要になります。ザシアンが出てきた場合はヘイラッシャを受けだし、一度流せばバドレックスでもある程度相手ができるようになります。一番困るのはザシアンが出てこずにバドレックスより速い特殊高火力が出てくることで、こちらの取れる手段がタイプ受けのみになるのでかなり厳しくなります。

 

対ホウオウ

バドレックス+@2(初手は物理アタッカー)

明確な選出が用意できずかなり不利をとることになります。ホウオウチオンドヒドのような並びであればルカリオで有利をとれますが、終盤はヘイラッシャと組んでいることが多く勝率はかなり低かったと思います。ホウオウ軸への対策を確立できればもっと上に行けたのかもしれません。バドレックスがいるためか相手の初手はほぼ確実にホウオウなのでそこに物理アタッカーを合わせて何とか戦っていくことになります。

 

カイオーガ

初手オオニューラ+バドレックス+カイリュー

カイオーガと取り巻きのウーラオスに対し戦えるカイリューがとても重要になってきます。相手はほぼ確実にカイオーガから入って来るので、初手のオオニューラで相手のカイオーガがスカーフかどうかを確認します。スカーフでなければウーラオスが持っていると考え、HPが満タンのカイリューを対面させるか雨が降っていない状態でバドレックスで処理するかを選択していました。

 

対白馬

初手オオニューラ+バドレックス+カイリュー

初手にトリルを貼るポケモンが来たときは挑発から入り、裏のバドレックスが上をとれる状況を維持することを意識していました。ブリムオンには挑発が効かないのでフェイタルクローから入るしかなく、しかも自滅するのでトリルターンを消費させるのが難しく、自滅するターンを読んで毒びしを押し、カイリューの神速で押し切るなど難しい選択を強要されていました。

 

対テラパゴス

初手オオニューラ+@2

バドレックスからテラパゴスへの打点がドレインキッスしかないため、選出しないことも視野に入れて考えていました。毒びしを踏ませればヌメルゴンでターンを稼ぐこともできますが、打点としてはオオニューラのインファイトが一番なので残しておけそうならオオニューラを残すようにしていました。毒びし軸にしてからは負けていないと思います。

重いポケモン

アローラベトベトンやドドゲザンなどの毒が効かないバドレックス対策

バドレックス対策を毒びしで乗り越えようとしていたのでこいつらは本当にきつかったです。バドレックスを出さずに戦うと相手の禁伝に押し負けるので、いかに相手のバドレックス受けとこちらの一般枠を対面させて負荷をかけるかを意識していました。このようなポケモンの多くに格闘わざが通るのでオオニューラを残すorルカリオを選出するなどの対策がいいのかもしれません。

 

受け構築

明確な対策がないので、当たったら負けだと思って戦ってました。最終日に一度しか当たらなかったのが幸いでした。

 

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。おそらく今期が2000に乗せる最大のチャンスだったので、無事に結果を出すことができうれしい限りです。実は最終日開始時点でレート1800しかなく、しかも4連敗スタートで「今期だめかな~」と思っていたので、最後まであきらめないことの大切さを実感しました。ほとんど選出することのできなかったルカリオが入った状態での2000なので、もしかしたら構築のポテンシャルはすごいのかもしれません。6月からはぼちぼちテスト勉強を始めないとマズいので6月のランクバトルを本気でやるかはわかりませんが、また結果を出すことができれば記事を書こうと思います。

 

余談

構築を改善する前にサブロムでボロ負けしたので供養しておきます。

TN0448

最高宇宙最終宇宙

 

スペシャルサンクス

最終日に家を開けてくださったouncerさん

一緒に潜っていたきてふわさん、ぱむさん、ポポノタンさん、エンジン、こよーて

毎期最終日1週間ほど前に課題を手伝ってくれる友達